ID : 10496
公開日 : 2009年 2月12日
タイトル
協定:森林づくり促進で 県と大垣市、太平洋工業と調印
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090213ddlk21040052000c.html
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元urltop:
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写真:
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県、大垣市と同市に本社を置く自動車部品メーカーの太平洋工業は12日、大垣市上石津町内で、地域住民と太平洋工業の社員や家族が協力して森林づくりを進めるための協定に調印した。県が06年度に定
めた県森林づくり基本計画の中の「県民協働によるプロジェクト」の一環。
上石津町内で、太平洋工業のグループ企業が所有する1・68ヘクタールの山林と、大垣市が管理する3・6ヘクタールの山林を、「太平洋里山の森」と名付けて一体的に整備する。協定が有効な19年までの10年間の
活動資金計2400万円は、太平洋工業グループが負担するという。
協定では、地域住民の生活空間を守るための森林整備や、里山を利用した森林環境教育の推進などを目指している。具体的には、太平洋工業の社員や家族がコナラなどの苗木を種子から育て、地元住民と協力して、
植樹や草刈り、間伐などをする。併せて、炭焼き体験や木工クラフトのための教室も開催して、地域交流活動も行う。
太平洋工業の小川信也社長は「CO2の削減や環境保全に貢献でき、地域との一体感が持てるいい事業になると考えている」と話した。【