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ID : 10254
公開日 : 2009年 1月26日
タイトル
白神山地ブナ林のモニタリングシンポ/弘前
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新聞名
陸奥新報
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元URL.
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/01/5151.html
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元urltop:
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写真:
 
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世界遺産白神山地ブナ林モニタリング調査会と、環境省東北地方環境事務所主催の「白神山地ブナ林モニタリング10周年記念シンポジウム」が24日、弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールで開かれ た。参加者は事例発表やパネルディスカッションを通じ、モニタリング調査の果たす役割などについて考えた。
 モニタリングは世界遺産である白神山地の適正管理のため、1999年から核心地域で行われている。幹の太さや光条件、気温、湿度などを計測し、ブナ林の動態や温暖化によって受ける影響について調査している。
 この日は同調査会会長の齋藤宗勝盛岡大学短期大学部教授の基調講演に続き、同調査会副会長の中静透東北大学教授をはじめ、十二湖のブナ林でモニタリング調査を行っている岩崎中学校生らが事例報告を行った 。
 中静教授は「白神のブナ林は変化しているのか?」と題し、調査の成果や結果を紹介。ブナ林が吸収する二酸化炭素について、「原生林では炭素の収支はプラスマイナスゼロ付近。若い林では確実に二酸化炭素を吸 収しているが、原生林では木が育つ一方で倒れていく。バランスが取れているからゼロ近くに推移するのが結果からも分かる」と指摘しながらも、「温暖化の影響を含めて今後も調査を続け見守っていく必要がある」と訴 えた。
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