ID : 9995
公開日 : 2008年 12月26日
タイトル
高さ3メートル、大とんど作り 奈良・東吉野村
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/national/update/1224/OSK200812240062.html
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元urltop:
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写真:
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奈良県東吉野村小(おむら)の丹生(にう)川上神社(日下康寛宮司)で23日、直径が5メートル余り、高さ約3メートルの「新年大とんど」を地元氏子総代ら15人が約3時間かけて作った。林業の盛んな村だけ
に木を扱う達人ばかり。杉や松の大木をクレーンで豪快につり上げ、棒の先に鉄の鉤(かぎ)の付いた「鳶口(とびくち)」を巧みに使って積み上げていた。
大とんどは31日午後10時に点火され、1月1日の午前3時ころまで炎は高さ約10メートルに達するという。正月三が日燃やし続け、初詣で客が古いお札などをここで燃やし、残った灰は、各家庭に持ち帰ってこんにゃく
を作るのに使うという。
大とんどで燃やす木は前年と比べて直径50センチを超す大木が多いのが特徴。長さ4メートルの杉の丸太も「500円程度にしかならないので、山にたくさん放置されている」といい、林業不況の影響がこんなところに
も表れているようだ。