ID : 9677
公開日 : 2008年 12月 3日
タイトル
間伐材などのエネルギー利用と地域活性化を検討する
.
新聞名
下野新聞
.
元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20081202/82255
.
元urltop:
.
写真:
.
間伐材などのエネルギー利用と地域活性化を検討する「那珂川流域エコエネルギー推進モデル事業協議会」の設立総会が二日、宇田川の塩那森林管理署で開かれた。(1)遊休地を利用したトウモロコシなどの
バイオマス原料と家畜飼料の生産(2)間伐材などのバイオマス原料の集積と製品化を図るコンビナート事業-など、八項目の事業を承認した。
同協議会は林業団体や企業のほか個人など約四十の会員で組織される。今年三月に設立準備会を組織。当初は木材からのエタノール生産などバイオマス事業を前面にした「バイオマス協議会」を検討していたが、木
質エタノール生産が「産業にまで進展していない」(事務局)として名称も「エコエネルギー協議会」に軌道修正した。
総会では代表に斎藤典男元黒羽町長を選出し、事業内容などを確認した。今後は、各事業ごとにプロジェクトチームを立ち上げ、具体的な事業計画を検討する。
斎藤代表は「難しい面もあるが、エコロジーは時代の要請でもあり、ビジネスとして成り立たせていきたい」と話している。