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住友林業と住友ゴムグループのSRIハイブリッドはこのほど、高剛性・高減衰ゴムを採用し、地震エネルギー吸収効率を高めた国産材の耐力壁を共同開発したと発表した。
今回開発した「地震エネルギー吸収パネル」は、“地震エネルギーを吸収する機能を併せ持つ耐力壁”として、日本初の壁倍率「5.0」(国土交通大臣認定:壁の耐震性能を測る尺度)を取得。高剛性・高盛衰ゴムの特性に
より、地震エネルギーを熱エネルギーに変換・放出する性能を、従来の耐震技術などに比べて大幅に向上させた。ゆっくりとした動きから速い動きまで、ほぼ一定の性能を発揮するという。直下型、長周期型など、さまざ
まな地震の揺れを吸収し、建物の変形量を最大70%低減することで、巨大地震時においても柱・梁などの主要構造部材の損傷を軽減できるようになる。
また、ゴムの変形によるエネルギー吸収性能によって、同パネルそのものの損傷を抑えることから、日常的に発生する中小地震だけでなく、巨大地震後の余震に対しても性能を発揮し続けることができるという。++/di
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