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1997年の放送スタート以来、地球の環境をテーマにさまざまな切り口で迫るドキュメンタリー番組『素敵な宇宙船地球号』。その「世界遺産の光と影 Vol.9 屋久島いのちの森
~(前編)ヤクスギが泣いている、(後編)縄文杉の奇跡~」(2007年11月25日、12月2日放送)が、“第39回 科学放送高柳記念賞”を受賞した。
この作品は、2週に渡って世界遺産・屋久島の自然の神秘と危機迫る現状にスポットを当てたもので、2004年より今年10月に他界するまで番組のナレーターを務めてきた故・緒形拳が屋久島へ赴き、その目を通して人と
自然の共生のあり方を探っていくという内容。
緒形が、語りだけでなく、ナビゲーターとして番組に登場し、自らロケに参加した貴重な企画でもある。
この“科学放送高柳記念賞”は、“テレビの父”とよばれる高柳健次郎を記念して作られた財団法人高柳記念電子科学技術振興財団が実施しているもので、毎年、科学技術の普及や振興に寄与した優れた番組に贈られて
いる。
『素敵な宇宙船地球号』は、過去、科学放送高柳記念奨励賞を1回、同・企画賞を3回受賞。近年では、2006年度に「シリーズミクロの生命体 Vol.3
~微生物ハンターが人類を救う」(2006年2月12日放送)で、2007年度に「CO2スリム大作戦」(2007年9月30日放送)で2年連続、企画賞に選ばれていたが、今回、大賞に相当する“記念賞”を受賞する事となった。++/
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