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ID : 9591
公開日 : 2008年 12月 2日
タイトル
動植物保護目的に森林整備 林野庁、初の指針作成へ
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新聞名
47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120101000477.html
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元urltop:
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写真:
 
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林野庁は1日までに、全国の森林の約4割を占めるスギやヒノキなどの人工林で、造林・伐採の効率を高めるだけでなく、生態系保護のため、多様な鳥や昆虫、植物が生息できる環境をつくることを目的とし た間伐など森林整備の指針を作成する方針を決めた。
 政府は林業白書などで森林の生態系の重要性を認めているが、人工林の整備で動植物保護の具体的方針をまとめるのは初めて。3日に有識者検討会を発足させ、来年6月まで検討。成案をまとめ2010年に名古屋市 で開かれる生物多様性条約の締約国会議で、林業と生態系の共存策として示す。
 広葉樹など多様な植物が入り交じる天然林と違って、人工林は同一樹種が密集して植えられるため、地表に日光が届きにくい。そのため植物の多様性が失われ、昆虫などが減り、それらを餌とする鳥や動物も危機にひ んしている。
 これまで人工林の整備はスギなどの生育を早めることが主目的だったが、検討会では研究者、自然保護団体のメンバーらも交え、動植物保護の観点から造林、間伐などの方法を協議。