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ID : 9534
公開日 : 2008年 11月28日
タイトル
CO2地産地消へ議論 「森林の価値認識を」 静岡
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/news/local/central/20081128000000000025.htm
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元urltop:
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写真:
 
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静岡市は27日、市内の都市地域で排出する二酸化炭素を森林地域で吸収、削減する「CO2地産地消モデル」の構築に向けた「低炭素地域・国土形成推進調査」のワーキンググループの初会合を同市役所静 岡庁舎で開いた。大学教授や環境、商工、消費者団体の代表ら7人が出席し、企業、公的部門、市民の二酸化炭素排出削減・吸収活動の需要創出策を検討した。
 事務局側が、家などへの地元材の長期利用や木質バイオマスエネルギーの利用で排出量を相殺するカーボンオフセットの仕組みについて説明。企業の森林ボランティア活動や市民のレジ袋辞退などの環境に優しい 行動を促進するエコポイントや地域通貨制度の導入も提案した。
 委員からは、カーボンオフセットの導入に向けて「地元材の利用状況を確認する必要がある」などの意見があった。エコポイント制度については、原資として市内の約6割のスーパーが10月から始めたレジ袋有料化に よるコスト削減分に着目する声があった一方、「森林の価値が市民に十分認識されないと、環境行動に結び付かないのでは」などの指摘もあった。