ID : 9140
公開日 : 2008年 10月22日
タイトル
森林健全化で間伐量を36%増加 09年度からの全国計画
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新聞名
47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102101000211.html
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元urltop:
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写真:
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政府は21日の閣議で、間伐によって森林を健全化して地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の吸収量を増やすため、間伐量を現行計画より36%増やすなどとした新しい「全国森林計画」(2009-2
3年度)を決定した。
計画は農相が5年ごとに15年を1期間として作成する。新計画は15年間で実施する間伐の量を4億532万立方メートル(現行計画2億9843万立方メートル)に増やす一方、成長した樹木の伐採は4%増にとどめ、森
林の資源量を現状より18%増やすとした。
温室効果ガスの6%削減を義務付けた京都議定書は、森林によるCO2吸収で削減量の3・8%分を賄う予定。新計画の実施でこの目標を達成できるとしている。
新計画に基づき今後、国有林については森林管理局長が地域別の森林計画を、私有林や公有林は都道府県知事が地域森林計画を作成する。