ID : 9004
公開日 : 2008年 10月 7日
タイトル
京女大 隣接国有林で環境教育
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20081008-OYT8T00107.htm
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元urltop:
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写真:
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京都女子大(東山区)と近畿中国森林管理局は、大学に隣接する国有林「阿弥陀ヶ峯」(約13ヘクタール)を環境教育の場に利用できる「遊々(ゆうゆう)の森」協定を結び、7日、同大学内で協定交換式が行われ
た。大学は今後、環境調査や森林整備を行うほか、地域住民らと自然観察会なども行う。
「遊々の森」制度は、林野庁が2002年度に創設した。07年度末現在で、全国139か所、約5600ヘクタールを設定。阿弥陀ヶ峯は、豊臣秀吉の墓所「豊国廟」の南東側で、樹齢40年前後のスギ、ヒノキなどが植林され
ている。
大学は、環境教育の実践のほか、東山を拠点に産学官連携で森林整備や景観保護などに取り組む「京都伝統文化の森推進協議会」との連携も図る。
式では、大学の土川真夫学長と同管理局の朝比奈清局長が協定書を交換。阿弥陀ヶ峯周辺は、白鳥や鶴を捕獲して天皇に献上していた「鳥養部(とりかいべ)」が住んでいたことから、愛称を「京女 鳥部(とりべ)の森」に
決めた。