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ID : 8972
公開日 : 2008年 10月 2日
タイトル
県木材協同組合連合会、新築する人へ進呈--27万円相当
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20081003ddlk19020129000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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27万円相当の木材、45人に
 県産木材の地産池消を進めようと県木材協同組合連合会(戸栗敏会長)が、家を新築する施主に県産木材を贈呈する事業が人気を集めている。県産木材の活用は、林業の衰退で荒廃した県内の森林再生につながる。 輸送距離が短くて済むため、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を抑制できるメリットもあり、関係者は期待を寄せている。
 同連合会によると、輸入材は経済成長を続ける中国などでの需要が高まったことで価格が高騰し、国産材との価格差はほとんどない。延べ床面積約130平方メートルの家を県産材で建てた場合、輸入材に比べ約25 万円ほど高くなる程度という。しかし、07年度の森林・林業白書によると、日本は依然として建築用木材全体の約8割を輸入材に依存している。
 この事業は、輸入材との差額を、連合会が県の助成金を使って負担する形で04年度に始まった。県内に住み、県内事業者が施工するなどの条件を満たせば、県内で伐採・製材されたカラマツやヒノキなどの木材が先 着45人に約27万円相当を上限として無償で贈られる。
 年々人気が高まり、これまでに135戸分の県産材が施主に提供された。
 山梨市内で伐採されたカラマツの柱82本を贈呈された、同市の農業、武井武尚さん(64)は「山も荒れ放題で、地球環境や地域に貢献できるのならと思い、地域材を使うことにしました」と話した。
 問い合わせは同連合会(電話055・228・7339)。【
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