ID　：　8797

公開日　：　2008年 9月17日

タイトル

児童らいかだ乗り歓声

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008091700064&genre=K1&area=K1H

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京都市右京区京北の京北第一小のプールで１５日、京北地域の小学生たちが地元林業の歴史のひとこまを再現する「いかだ」乗りを体験した。京北学校運営協議会が催し、子どもたちは小さないかだに乗り込 んで歓声を上げていた。
　京北地域では約６０年前まで、切り出した丸太をいかだに組み、川を下って嵐山辺りまで運んでいた。学校運営協は地域と学校が一緒になって教育力を高める目的で、京北第一、第二、第三の各小と周山中で昨年に設 立した。地元の伝統産業を子どもたちに知ってもらおうと、いかだ体験を初めて企画した。
　長さ４メートルと３メートルの丸太各６本でいかだを大小２枚作り、別にペットボトル１００本でミニいかだも組み立てた。若いころにいかだ流しを経験している栗山季夫さん(83)＝右京区京北周山町＝は「思い出しますな」 と話し、いかだ遊びに夢中になる子どもたちを笑顔で見守っていた。

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