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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/01_koho/2006_2/04_13/koho_top1.html
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横浜市が進める「行政課題解決型技術革新事業」の助成を受け、ソーラーLED(発光ダイオード)道路照明の開発を行っていた(株)アーマライト(区内新羽町/堀井博美代表取締役)の試作品がこのほど完
成した。4月中旬から市内で試験運用が始まる予定。
「横浜版SBIR」と呼ばれるこの事業は、中小企業の優れた技術力を行政運営上の課題解決に活用する仕組み。市が開発テーマを提示し、審査を通った企業が助成を受け開発を行う。
(株)アーマライトは社員12人ほどの中小企業。主にソーラーLED街灯・照明の開発を行っている。昨年度の横浜版SBIRに応募し審査を通過後、約半年間で新型のソーラーLED道路照明「ウッディ」を完成させた。
「ウッディ」は、外装材に環境負荷の少ない間伐材や廃材をリサイクルしたボードを使用し、地球環境に配慮した。また、バッテリーにはリサイクル率の高いリチウムイオン電池を採用。期待寿命は約9~10年で、曇天で
不日照が7日間続いても毎日10時間は点灯できる技術を確立した。同社技術部長の大澤久男さんは「繰り返し実験データを取り、他社にはないオリジナルの製品ができた。今後も地球環境に優しく、世界に通用する技術
製品を開発していきたい」と話した。
試作品は4月中旬に市内上永谷4丁目の環状2号線沿いに設置される。試験運用期間を経て成果が上がれば、市が製品を本格的に活用し、横浜発の新技術・新製品として国内や世界に向け販路拡大を支援していく。++
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