ID : 8252
公開日 : 2008年 7月11日
タイトル
森林体験で、子供たちの夢はぐくもう 小海町の2カ所選定
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080712ddlk20040004000c.html
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元urltop:
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写真:
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NPO法人「地球緑化センター」(東京)が中心になって、小海町の森林で「おかしの森」事業が進んでいる。子供たちの夢をはぐくみ、創造性を伸ばすと同時に、森林体験を通じて美しい森づくりや環境学習の
場とし、地球温暖化ストップにもつなげる狙いだ。6月初めに同町で運営協議会が開かれ、八ケ岳山ろくの森林2カ所を「おかしの森」に選定した。【藤澤正和】
同町のシンボルキャラクターは、豊かな自然を象徴する森の妖精「プティリッツァ」。緑化センターの森林ボランティア「緑のふるさと協力隊」の受け入れや、森林整備の「小海やすらぎ隊」の活動が定着していることなど
から、同センターが「おかしの森」候補地に挙げた。
町では、同町高原美術館近くの諏訪神社神社林10ヘクタールと、天狗(てんぐ)原の北牧財産区有林15ヘクタールの2カ所を用意し、関係者が視察して2カ所とも活動フィールドに決めた。全国のボランティアが間伐や
下草刈り、植林作業を繰り広げ、創造豊かな物語が展開できる森づくりを目指す。
運営協議会は「おかしの森」に抱く夢や想像を絵にするイメージ画コンテストを9月5日まで募集。10月18、19日に「おかしの森」オープニングイベントを予定している。
同計画には、菓子メーカーが共通のキャンディー・ロゴ付きのエコ商品を開発し、ベイシア(群馬県)の全国店で販売。代金の一部が「おかしの森」整備に使われる。現在8社が協賛しているという。小池民夫町長は「夢が
広がるプロジェクト。地域の活性化につなげたい」と期待している。