ID : 8201
公開日 : 2008年 7月 7日
タイトル
60キログラムのCO2を吸収するには樹齢50年のスギが約4~5本必要
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新聞名
itmedia.
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元URL.
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0807/07/news004.html
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写真:
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コストダウンがエコになる――プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHack
プリント用紙の無駄使いを減らしてコストダウンすることはエコにも通じる。そんなビジネスプリンタの選び方から、プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHackを紹介しよう。
2008年07月07日 10時00分 更新
洞爺湖サミットの開催にともない、エコに対する関心が高まっている。とはいえ「エコのために何かしてますか」と聞かれると、「エコといってもねえ」と及び腰な方もいるかもしれない。
身近で簡単なのは、紙やトナーを大切に使うこと。消費電力の低いプリンタを選ぶことも重要だ。エコはコストダウンにも直結する課題なのである。
エコプリンタの選び方 「TEC値」をご存じ?
プリント環境についてエコを考えるなら、やはりプリンタ自体がエコに配慮したものを選びたい。購入時は総合的なランニングコストを考慮し、CO2もプリント用紙もしっかり削減できるか確認しておくべきだろう。
例えば「TEC値」をご存じだろうか。TEC(Typical Electricity
Consumption)値とは、プリンタなどのオフィス機器における「1週間の標準的な消費電力量」を示す。稼働状態とスリープ/電源オフ状態をウイークデイにあたる5日間繰り返し、休日2日分はスリープ/電源オフ状態の
まま過ごして、その消費電力量を測定したものだ。単位はキロワット時(kWh)。1kWhで0.555キログラムのCO2を排出したことになる。
富士ゼロックスが2007年11月に発売したA3対応カラーLEDプリンタ「DocuPrint
C2250」のTEC値は1.63kWh。CO2に換算すると約0.9キログラムの排出量になる。省エネ大賞を獲得した前モデルの「C2424」のTEC値が3.81kWh(CO2排出量換算で約2.1キログラム)だったことを考えると、TEC値で約
58%低減したわけだ。CO2排出量で言うと1.2キログラムの差になり、1年間を50週だとすると約60キログラム前後のCO2排出量を削減できる計算になる。この60キログラムのCO2を吸収するには樹齢50年のスギが約
4~5本必要なのである。
このC2250、第4回エコプロダクツ大賞経済産業大臣賞に選ばれている――と言われてもあまりピンとこないかもしれないが、第1回の大賞は有名なトヨタのハイブリッドカー「プリウス」が受賞。このエコプロダクツ大賞
をプリンタ業界で初めて受賞したのがC2250なのである