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ID : 8066
公開日 : 2008年 6月25日
タイトル
国立公園の皆伐跡地、英米生態学者が視察
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/101113.html
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元urltop:
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写真:
 
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森林保全を考えるシンポジウムに出席する英米の生態学者ら三人が二十五日、十勝管内上士幌町の大雪山国立公園内で行われた国有林の皆伐跡地を視察した。表土をはぎ、沢を土砂で埋めた現場に「これ は林業と言えるのか」と疑問を投げかけた。
 米国のデニス・ウィーガム・スミソニアン環境研究センター副所長らで、日本森林生態系保護ネットワーク(代表・河野昭一京大名誉教授)が招いた。
 一行が訪れた伐採跡地二カ所(計九十ヘクタール)はいずれも、林野庁が台風による倒木処理のため、皆伐してトドマツの苗木を植えたと説明している。
 ウィーガム副所長は「こんなに表土を削ったら、森林復元に必要な養分や種子、保水力がなくなり、致命的だ。林業というより、災害跡地のようだ」と環境省や林野庁の対応に首をかしげ、「沢に土砂や丸太が流入し、水 系も壊している」と指摘した。
 シンポジウムは二十八日午前九時から、札幌市内の共済ホール(中央区北四西一)で。参加費千円。問い合わせは事務局(電)011・281・3343へ。
中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )