ID : 637
公開日 : 2006年 3月28日
タイトル
CO2排出削減へ国産木材を活用 市瀬など紙製品に
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20060328/ftu_____sci_____002.shtml
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元urltop:
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写真:
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紙の商社・市瀬(本社・東京都千代田区)とジャパンエナジーは、二酸化炭素の排出削減のため国産材を紙製品に利用する取り組みを始めた。
市瀬は「3・9ペーパー」と命名した仕組みを考案。印刷物を製作するユーザーが、森林所有者に代わって木材の輸送コストを負担する。国産材の活用を通じて健全な森林整備につなげるのが目的。ジャパンエナジーは
それに応じて、JOMO童話賞の作品集「童話の花束」の発行にあたり、3・9ペーパーの仕組みを活用することにした。
今回は長野県原村の間伐材を利用し、作品集の売上金も村が進めている森林整備事業に還元される。森林は二酸化炭素の吸収源として期待されているが、国産材の需要・価格低迷で、森林所有者による整備が難しく
なっている。