ID : 7462
公開日 : 2008年 5月 1日
タイトル
森林税の効果検証で「地域会議」初会合 下伊那
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20080501/KT080430ATI090029000022.htm
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元urltop:
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写真:
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下伊那地方事務所は本年度導入した「県森林づくり県民税(森林税)」で行う森林整備事業の検証に当たる「みんなで支える森林づくり南信州地域会議」を設立し、30日、飯田市内で初会合を開いた。地域の森
林事情を踏まえて事業効果を把握し、税への県民理解を広める狙い。県は今後、他の9広域圏にも同様の地域会議を設ける方針だ。
南信州地域会議は森林組合職員や林業家、材木業主ら計10人で構成。初会合では、市町村の申請に基づいて地方事務所長が交付額を配分する「森林づくり推進支援金」(総額1億円)について、有害鳥獣対策や間伐材
の活用など地域課題へ柔軟に対応するよう求める意見が出た。
委員長に、地域産材の建築利用推進を図る「伊那谷の森で家をつくる会」の大蔵実会長を選んだ。
県は昨年度約1万8000ヘクタールだった森林整備面積を、森林税を活用して2万ヘクタールにする計画。飯田下伊那地方15市町村では間伐が必要とされる民有林が計4万1300ヘクタールあり、このうち集落に近い
私有林を森林税で整備するとしている。