ID : 7369
公開日 : 2008年 4月24日
タイトル
8月、森林子どもサミット
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20080423-OYT8T00734.htm
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元urltop:
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写真:
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林野庁四国森林管理局は23日、2008年度の事業概要を発表した。四国4県の子どもたちが集い、森の大切さについて考える「四国の森林づくり子どもサミット」を今年8月、四万十市で初開催する。今年か
ら京都議定書の目標を達成する「第一約束期間」(12年まで)に入ることもあって、同局は「大事な年であり、子どもたちの活動を通じて、地域から愛される森づくりを心がけたい」としている。
県内を中心に四国から小学校5、中学校2、高校1の計8校の児童、生徒と教諭約50人が、1泊2日の日程で参加。学校での森林教育や、木材をどう使っているかなどについて報告する。意見交換もし、互いの活動を深
めあう。最後には「四国の森林づくり」について提言する。
四万十市の小学校跡地を利用した施設「四万十楽舎」が主会場で、屋外での活動も予定している。予算は80万円を計上。
この日発表された事業はほかに▽森林吸収を増やすための間伐など(33億円)▽県内2か所の治山ダムのかさ上げ工事(4000万円)▽徳島県三好市のかずら橋の架け替えに必要なシラクチカズラを保護するため約
660ヘクタールの下草などを刈り払う作業(予算未定)――など。
中山尊裕局長は「森林吸収源対策や生態系の保護などを考えながら、森づくりをすすめたい」と話している。