ID : 6987
公開日 : 2008年 4月 2日
タイトル
茅野市の「市民の森」モデル整備林へ 具体的内容を検討
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10295
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元urltop:
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写真:
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茅野市は今年度から、市民有志の団体「市民の森を創る会」(野沢仁三郎会長)との協働作業で整備を進めている同市米沢の「市民の森」(吉田山)で、事業目的の一つに掲げる「森林整備のモデルとなる森」
づくりに向けて具体的な検討を始める。
現在の構想では、間伐林ゾーンや複層林ゾーン、混交林ゾーンなど森林整備の手法などで区域を設け、各種の施業にかかわるモデル林としたい考え。手始めに市民の森の植生について現状を把握し今後の検討材料
とする。
「市民の森基本構想」の中では、森林整備のモデルとなる森を「多様な森があり、次世代へ継続発展させる創造の森とする」と位置づけている。
市民の森は昨年十月にオープン。同市が2004年(平成16年)に施行した「市ふれあい里山づくり条例」に基づく「市民の活動の場」として、市民の森を創る会と協働で里山づくりを実践し、多くの人が触れ合え、体験できる
里山に整備している。
市と同会は今年度の事業で、昨年度からの遊歩道の整備や案内看板の設置を継続するほか、同市の市制施行50年周年事業で27日に「市民の森」開きを企画した。今年度はシーズンを通して活動する最初の年。幕開け
を飾るイベントとして、市民参加で記念植樹などを行い市制の節目を祝う。