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焼失した古里の山をよみがえらせようと、香川県東かがわ市で二〇〇〇年に始まった再生の森づくり事業(同市、どんぐり銀行主催)の最終植林作業が十八日、同市小海の市有林で行われ市民や地元の中学
生ら約百人が参加した。
小雨の降りしきる中、中條市長や清船議長はじめ参加者らは、標高約二百メートル地点の植林地まで険しい山道を登った。クワなどを手にした参加者らは、雑木などを取り払った約〇・一五ヘクタールの傾斜地に、約一
時間がかりでコナラとアカマツ、ヤマモモの苗木約六百本を植え付けた。
引田中を卒業したばかりの宮野龍一君は「三回目の参加、やりがいを感じる。何年か後に成長した様子を見てみたい」と話していた。
一九九七年の山林火災で焼失した約四百八十ヘクタールの跡地で、毎年三月に実施してきた同事業は今回が七回目。延べ約九百五十人が参加、約一・六ヘクタールに十一種類の苗木約六千八百本を植林した。++/div
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