ID : 6708
公開日 : 2008年 3月12日
タイトル
温泉施設に木質バイオマス
.
新聞名
中国新聞
.
元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200803120186.html
.
元urltop:
.
写真:
.
地域の森林資源の活用や地球温暖化防止に向けて、島根県吉賀町は新年度、同町有飯の温泉施設「ゆ・ら・ら」に木質バイオマスボイラーを導入する。設計費と工事費約6900万円を計上した予算案を11日、
町議会に提出した。可決されれば、公共施設での木質バイオマスの本格利用は県内で初めてという。
新ボイラー導入は、豊かな森林資源の有効活用による地域産業育成や、地球温暖化につながる二酸化炭素(C02)排出量の削減が狙い。燃料は製材所などから出る端材を砕いて作ったチップを使う。
「ゆ・ら・ら」には温泉と温水プールがあり、現在は灯油ボイラーで湯を沸かしている。隣に木質バイオマスボイラーを新設し、約8割を賄う計画。2008年度末の稼働を目指す。町産業課によると、年間約489トンだった
同施設のCO2排出量は約55トンに抑えられる。