東濃ひのき組合が入賞 温暖化防止策全国大会
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新聞名
岐阜新聞
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元URL.
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080211/200802110821_4032.shtml
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元urltop:
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写真:
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全国各地の地球温暖化防止策を発表する「ストップ温暖化『一村一品』大作戦全国大会2008」(環境省主催)は9、10日、都内で開かれ、県代表の東濃ひのき製品流通協同組合(加茂郡白川町)がバイオマス
発電の取り組みを紹介し、森のエネルギー賞を受賞した。
大会は本年度から始まった。全国で1074件の応募があり、都道府県ごとに選考された代表が全国大会に出場した。
同組合は、木材の加工作業で出る木くずや間伐材を燃料にした発電施設で電力をつくり、工場を稼働。余った電力は電力会社に売り、余熱は木材の乾燥に利用していることを紹介した。
同組合の渡邉信吾参事は「循環型社会を絵に描いたような理想的な形。年間3000トンの二酸化炭素を削減でき、白川町の人口1万人が息をして出す二酸化炭素をゼロにできる」とアピール。一方で「1つだけマイナ
スがある。もうからないこと」と経営の厳しさも正直に語った。
大会では、NPOや企業、行政が、環境学習やリサイクル、都市緑化、自然エネルギーの活用など地域の特性を生かした独自の取り組みを発表。国に温暖化防止の推進を促すとともに地域間の連帯と協働を呼び掛けた
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