ID : 6185
公開日 : 2008年 2月 1日
タイトル
中国木材が北広島に生産拠点<動画あり>
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802010015.html
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元urltop:
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写真:
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製材大手の中国木材(呉市)は31日、広島県北広島町の県営大朝工業団地16.6ヘクタールを取得する立地協定を県、町と交わした。間伐材や曲がり材など安価な「B級材」の集成材向け加工拠点を新設する。
林業の衰退を食い止めたい県や地元と連携し、県産材の有効活用を図る。
第1期は8.0ヘクタールを取得して製材工場を建設。同社も参加して今春に発足する協同組合が団地内に設ける集出荷施設からスギ原木を仕入れ、板状に加工する。処理能力は原木ベースで年約15万立方メートル。9
月に着工、来年4月稼働の予定で、当面は原木年約3万立方メートルの加工を予定する。操業時の従業員は15人程度を見込み、大半は地元で雇用する方針。総事業費は約20億円で、加工したスギは同社の郷原工場(呉
市)で集成材に仕上げる。
第2期8.6ヘクタールでは乾燥や集成設備の整備などを計画。2010年4月着工、10月操業を目指す。同社は1期と合わせた総事業費を約100億円、最終的な従業員を100人程度と見通している。