森林の単位面積当たりのメタン吸収量、日本は欧米の
2倍-森林総研
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620080129165eaaf.html
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元urltop:
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写真:
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森林総合研究所は日本の森林土壌が欧米と比べて単位面積当たりのメタンの吸収量が2倍程度大きく、亜酸化窒素の放出量が半分以下であることを明らかにした。日本の森林土壌は欧米に比べ、地球温暖化
の緩和機能がより高いと考えられるという。
メタンや亜酸化窒素は二酸化炭素(CO2)の放出に次いで地球温暖化に影響を及ぼす温室効果ガス。地球温暖化の予測や温室効果ガスの削減を考えるうえでCO2以外のガスも吸収、放出量を明らかにする必要があ
る。
研究では日本の代表的な森林土壌を26カ所選び、メタン吸収量と亜酸化窒素放出量を現地で測った。その結果、日本の森林土壌全体で1年間に1ヘクタール当たり6・9キログラムのメタンが吸収され、0・2キログラ
ムの亜酸化窒素が放出されていると推定できた。