ID : 5943
公開日 : 2008年 1月 7日
タイトル
森林消失と気候変動-世界最大の熱帯雨林に何が?衛星監視から読み解くアマゾンのいま-
.
新聞名
EICネット
.
元URL.
http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=14074&category=
.
元urltop:
.
写真:
.
アマゾンは、既に日本の2倍の広さの森林を消失したと言われる。現在も違法伐採や牧場の造成、そして大豆畑の拡大等が原因で、毎年東京都の6~10倍の規模の森林を消失し続けている。アマゾンの森林
破壊は、膨大な二酸化炭素を排出して地球温暖化を加速すると懸念されるだけでなく、南米大陸の気候変動にも大きな影響を及ぼしつつあると警鐘が鳴らされている。
一方最新の衛星モニタリングシステムは、違法伐採を監視して森林破壊を抑止する効果をあげ、また気候変動の影響調査への威力に期待がかかる。
本シンポジウムでは、地球温暖化対策として森林破壊防止への取組みが焦眉の急として世界的に注目される中、アマゾン熱帯雨林破壊の現状を報告し、最新の研究成果が明らかにする気候変動への影響を紹介、そし
て森林破壊抑止の取組みについて検討する。
基調講演では、昨年10月に現地取材した福留功男キャスターがアマゾン森林破壊の現状を報告。続いて「ブラジル衛星監視システム」を構築したヨシオ・シマブクロ博士が「アマゾンの森林破壊と気候変動」と題し、最
新のアマゾン研究の成果と衛星監視システムの現況を解説する。その後、ブラジルや衛星に詳しい専門家を交えてアマゾンや気候変動、衛星監視についてパネルディスカッションで議論を深める。
■日時■
平成20年1月25日(金) 15:00-17:30 (開場14:00)
■会場■
JICA国際協力総合研修所 国際会議場(2階、受付は1階ロビー)
http://www.jica.go.jp/branch/ific/map/index.html
■主催■
独立行政法人 国際協力機構(JICA)
■後援■
朝日新聞社
■プログラム■ *同時通訳付
14:00受付開始
15:00主催者挨拶(独立行政法人 国際協力機構 松本理事)
15:10基調講演「アマゾンの森林破壊について考えたこと」
福留功男 (ニュースキャスター)
15:30講演「アマゾンの森林消失と気候変動」
ヨシオ・シマブクロ (ブラジル国立宇宙研究所(INPE)森林衛星モニタリング上席研究員)
16:30パネルディスカッション
◆パ ネ リ ス ト
立命館大学 教授 小池洋一(ブラジル社会経済)
早稲田大学 教授 天野正博(自然資源管理・地球環境保全)
独立行政法人 森林総合研究所 国際研究コーディネータ 沢田治雄(衛星森林モニタリング)
◆コーディネーター
独立行政法人 国際協力機構 国際協力専門員 中田 博(自然環境保全)
17:15質疑応答
17:30閉会の辞
■対象■
定 員:150名
参加費:無料
■締め切り■
定員に達した場合は、JICA HP上にて締め切りをご案内申し上げます。
■申込方法■
氏名(ふりがな)、ご所属(またはご住所)、電話番号、E-mailを記載の上、1月21日(月)までにメール、FAXにてお申込みください。
■お申込■
(財)日本国際協力センター(JICE)プロジェクト支援部 市谷業務室 水澤/稲垣
FAX:03-3269-2421
TEL:03-3269-2449
E-mail:ificseminar@jice.org