ID : 456
公開日 : 2006年 3月 4日
タイトル
花粉症4割、心配が3割 首都圏のアンケート
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/life/update/0304/011.html
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元urltop:
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写真:
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スギ花粉症の症状のある人は4割にのぼり、3人に1人がいつか発症すると心配している――。首都圏の8都県市が行った住民アンケートでこんな数字が出た。「これからも発症しないと思う」人は2割だけだ
った。
東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県と、横浜などの4政令指定都市が昨年12月~2月にインターネットや郵送で実施。1989人の回答をまとめた。
花粉症かどうか聞いたところ、「医療機関で診断された」は21%、「診断は受けていないが自覚症状からそう思う」が19%で、症状のある人は計40%だった。「現在は違うが、いずれ発症するのではないかと心配」な人
は33%。「これからも発症しないと思う」は21%だった。
症状のある人のうち医療機関で治療を受けている人は48%。一方、市販薬で済ませるか特別な治療はしていない人も48%いた。今後心配している人も含めて予防のためにしていることを複数回答で尋ねると、うが
い(56%)、花粉情報に注意(48%)、マスクやゴーグル使用(40%)の順。花粉の多い日に外出を控えるという人も25%いた。
行政に期待する花粉症対策では、スギの伐採や枝打ち、大気汚染の改善、治療方法の研究開発の順で多かった。