ID : 5750
公開日 : 2007年 12月13日
タイトル
森林税で669ヘクタール間伐
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200712130129.html
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元urltop:
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写真:
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広島県は、本年度創設した森林環境税を財源として活用する市町別の事業をまとめた。税導入の主目的であるスギ、ヒノキなど人工林の間伐は14市町で予定。広島市民球場グラウンドの約550倍に当たる
山林669ヘクタールの手入れが、県民の税負担で進むことになりそうだ。
県は6月から課税を始め、本年度は5億8900万円の税収を見込む。これを財源とする事業について県は、森林所有者による間伐や里山整備、間伐材の利用促進など7つのメニューを用意。市町から申請を受け、市町
への交付金や個人、集落、森林組合への補助金に充てる。
間伐は、山林の荒廃を食い止める有効策とされるが、平均的なケースで1ヘクタール約32万円の費用がかかる。県によると、この事業の申請を終えたか今後予定しているのは計14市町。補助金総額は森林環境税税
収の4割に当たる2億5600万円に上る見通し。