ID : 5742
公開日 : 2007年 12月12日
タイトル
脱!灯油「ペレット」ストーブ
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新聞名
札幌テレビ
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元URL.
http://www.stv.ne.jp/news/item/20071212190005/
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元urltop:
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写真:
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この小さな粒をご覧ください。木を原料にしたペレットと呼ばれる燃料です。灯油の値段は高くなるいっぽうですが、ペレットなどの"木"が灯油に代わる燃料として、注目を集めています。
ペレットストーブがある家庭にお邪魔しました。札幌市西区の宮野さんは、引越しをきっかけに先月から使っています。燃料のペレットは、木材を加工する時に出る廃材や間伐材を圧縮して作ります。1日に10キロ、600円
分のペレットを燃やします。
(宮野正博さん)「一番は環境負荷が少なくて再生エネルギーだと」
捨てられる木材が原料で自然にやさしいー。灯油と違い、ペレットが注目される理由です。
ペレットの普及を勧めているのが札幌西区役所です。ペレットストーブを買う時に5万円を上限に、購入代金の半額を補助しています。
(札幌西区役所市民部・伊東正則さん)「大都市でもペレットストーブを使うことで森林資源の豊富な北海道の資源を有効活用」
札幌市内のストーブ販売店です。ペレットストーブへの問い合わせは増えているといいます。
(北海道リンクアップ・高橋宣行さん)「煙突工事は簡単なのでリフォームなどでとりつける方も」
釧路市のクリーニング工場です。きょうからチップをボイラーの原料に使い始めました。灯油と比べて経費を削減することが出来ます。
(マルセンクリーニング・木元浩喜社長)「油に代わるエネルギーを探していた。3千万円強の効果を見ている」
灯油に依存してきたエネルギー。昔ながらの木が北海道のエネルギーとして、もう一度ひのき舞台に立とうとしています。