ID : 5711
公開日 : 2007年 12月10日
タイトル
自然の大切さを実感 高篠中生ら「森林学習」 秩父
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news12/10/07l.html
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元urltop:
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写真:
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森林体験を通して、自然環境の大切さを実感してもらおう、と秩父市荒川の中川国有林で、同市立高篠中学校(伊古田孝志校長)の「森林学習」が行われた。
参加したのは二年生の七十二人。指導者は林野庁の埼玉森林管理事務所の江尻康雄所長、岩下禮冶流域管理調整官、NPO秩父の環境を考える会の今井武蔵さんら十人。同事務所と同考える会が二年前から始めた「
針葉樹・広葉樹混交林の森づくり」の一環。
植林した山は荒川地区の水源地。急斜面を十五分程登った所にある。
大半の生徒が植林は初めて。最初に指導者から植え方の手ほどきを受けた。この後、三人一組になり、くわで穴を掘り、「立派な木に育ってほしい」との願いを込め、一本一本ていねいに植え、シカの食害を防止するネッ
トをかぶせた。
この日はカエデ、トチの木、ヤマグリ計百五十本のほか、ドングリの実を植えた。