ID : 5186
公開日 : 2007年 10月30日
タイトル
環太平洋地域8カ国から研修団~森林認証日本一
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新聞名
北海民友新聞
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元URL.
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/071031_1.htm
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元urltop:
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写真:
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環境に配慮した森林に与えられる「森林認証」が国際的もに関心が高まっている。独立行政法人・国際協力機構(JICA=ジャイカ)札幌国際センターの企画した、19年度JICA「環太平洋C&I森林認証」コース
研修員の一行12人が29日に来紋、31日まで市内で研修活動に当たった。到着した一行は市役所を訪ね、宮川良一市長の歓迎のあいさつを受けた後、林業行政のベテラン、松本正之産業部長らの説明に耳を傾け、地域
の認証林について次々に熱心な質問を浴びせた。
森林認証研修の一行は、アルゼンチン、チリ、グアテマラ、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ニカラグア、ベトナムなど8カ国の森林管理部門の研究官、行政部門の部長、副部長などの要職にある森林行政のエリート
ばかり10人。それにコーディネートと随行の役割を果たしている同センタセンターの荻野美貴子研修監理員、東大大学院森林経理研究室の上村佳奈農学特定研究員(農学博士)が加わった。
宮川市長は「年度内に29万2000ヘクタールが認証を受け、日本最大のエリアとなる紋別地域で、紋別の良さも堪能して頂きたい」とあいさつした。
一行は10月9日に入国し、林野庁、北海道庁、北大演習林、道立林業試験場などで研修し、森林認証の地域おこしに取り組む紋別を訪れ、市内のホテルに2泊。佐藤木材や住友林業の社有林なども現地視察し、31日にF
SC認定の下川町を訪れる予定。11月中旬から下旬にかけてアジア森林パートナーシップフォーラム(横浜)などに参加。アクションプラン発表(札幌)などを同月22日に行い、離国する予定だ。