ID : 5138
公開日 : 2007年 10月27日
タイトル
県産木材供給センター建設地 宍粟市に決定
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000715736.shtml
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元urltop:
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写真:
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二〇一〇年度からの稼働を目指す「兵庫県産木材供給センター」について、兵庫県は二十五日までに、宍粟市一宮町安積に建設することを決めた。建設・運営事業者には同市内の工務店など十四社でつくる
共同組合体を選んだ。二十六日にも発表する。(若林幹夫)
同センターは県内初の大規模な製材加工施設で、森林の適切な伐採・間伐を促進するのが狙い。製材業者や工務店などが参加し、原木の集積から加工まで一体的に行う。
木材は、同市内を中心に県内のスギ、ヒノキの人工林から供給を受ける。年間十万立方メートル分の取り扱いを目指しており、供給量を安定させて低コスト化を図ることで、安価な外国産材に対抗する考え。市場価値
の低い低品質の木材も、集成材などに利用する。
建設場所は中国自動車道山崎インターから北約十三キロの国道29号沿いにある安積山の一角約六ヘクタール。宍粟市が造成し、施設は、共同組合体が県の助成を受けて建設する。造成・建設費は約三十一億円。う
ち半分は国庫補助金を充てる。