ID : 5065
公開日 : 2007年 10月21日
タイトル
壮瞥でサミットの森づくり、トドマツ500本植樹
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新聞名
室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/10/20/20071020m_07.html
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元urltop:
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写真:
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壮瞥町主催の「北海道洞爺湖サミットの森づくり植樹祭」が19日、同町久保内の町有林で開かれ、参加者がおよそ500本のトドマツの苗木を定植し、樹木の生育を祈念した。
道が民間企業と森林所有者を仲介する「ほっかいどう企業の森林づくり」事業第1号の取り組み。サッポロビールが昭和新山国際雪合戦のスポンサーでもあることから、同社と町が協定を結び実現した。
植樹場所は洞爺湖を望む高台で、今年7月にトドマツを伐採しており、当初は20年秋に植林する計画だった4・88ヘクタール。環境がテーマとなる来年の北海道洞爺湖サミットのメーン会場が洞爺湖の対岸に見渡せる
。
この日は町内の小学生や一般町民、環境省、後志森林管理署、昭和新山国際雪合戦実行委員会、町商工会、サッポロビールなどから160人が参加した。山中漠町長、近藤光雄副知事、戸田勇三サッポロビール北海道
本社代表らがあいさつし、地球の温暖化防止のためにも森林を育てよう―と参加者に呼びかけた。
この後参加者は、スコップやクワを手に、斜面に穴を掘り、風や雪の厳しさに耐えるようしっかりと根を植えつけていた。参加した小学校の児童らは「木を植えるのは楽しい」「大きくなってほしい」と目を輝かせていた。
サッポロビールは、森全体に植える約1万本の苗木代はじめ、今後数年間の下草刈り費用など、森林育成に協力する。