ID : 5040
公開日 : 2007年 10月19日
タイトル
CO2削減の取り組みへ-県庁で温暖化防止懇談会
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20071018000115
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元urltop:
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写真:
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地球温暖化問題について県民や企業がどのように行動していくべきかなどについて話し合う県民懇談会(香川県、香川経済同友会主催)が17日、香川県庁で開かれた。参加者からはフロン回収や森林整備の
必要性が指摘されたほか、企業はこれまでのコストダウン中心の省エネからCO2排出量削減に主眼を置いた取り組みに転換するよう求める意見が出された。
同友会のメンバーや公募で選ばれた県民ら約25人が参加した。冒頭、同友会の広域環境委員長を務める太田冨雄氏が、企業の温暖化対策の現状について「省エネは利益を得るための取り組みで、CO2削減を強く意
識したものではない」と問題点を指摘。
そうした企業の意識転換を図るための取り組みとして、ISOに比べて中小企業でも認証が取りやすい環境配慮のための管理評価プログラム「エコアクション21」の取得推進などを挙げた。
意見交換では企業や行政に対し、一般参加者は貨物輸送のトラックから鉄道への転換や積極的なフロン回収などを要望。CO2を吸収する森林整備については、防災面の問題もある竹林対策や森林整備の財源として
の新税導入を求める声が出された。