ID : 4886
公開日 : 2007年 10月 2日
タイトル
サッポロビールと壮瞥町、企業の森林づくり協定に調印
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新聞名
室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/10/04/20071004m_01.html
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元urltop:
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写真:
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北海道洞爺湖サミット開催を記念し、「ほっかいどう企業の森林づくり」事業の第1号ともなるサッポロビールと壮瞥町の協定書調印式が3日道庁で行われた。
同事業は環境保全や地球温暖化防止を目指して本年度からスタート。今回の協定は、道が仲介し、サッポロビールの資金協力とサミット開催地である森林所有者(壮瞥町)のフィールド提供で実現した。同社と道が今年
2月に結んだ連携協定に基づく取り組みの一環でもある。協定期間は7年間で初年度に植栽、2年度目以降に下草刈りなどの保育を行う。
調印式では、高橋はるみ知事が立ち会う中、サッポロビールの戸田勇三・北海道本社代表と山中漠・壮瞥町長が協定書に調印した。
戸田代表は「壮瞥町さんとは昭和新山国際雪合戦で20年来のお付き合い。サミットは素晴らしい本道を全世界にアピールする絶好の機会」、山中町長は「協定第1号が壮瞥で大変うれしい。対象の町有林は洞爺湖を一
望でき、向かい側にはサミット主会場が見える。植林は防災、環境保全の意味からも重要」などとあいさつ。高橋知事は「環境が主要テーマのサミット開催地での植林は意義深く、協定は大変うれしく思う」と謝辞を述べた。
協定締結を受けて19日には、壮瞥町久保内の対象町有林(伐採跡地・約5ヘクタール)の一部で、地元の小学生らがトドマツの苗木を植えるボランティア植樹祭が行われる予定。