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もう一度小学生

独立記念日 8月17日
これがここの子ども会?大人会?
すごいダンス
尊重された お祈り
一番!簡単な方法伝授
休み時間
月1回の外そうじカード大好き!
ポケモンカード大人気
学校でお買い物!
お祈りお祈りさらに金曜日は
「みかんの未完成レポート」
ぼくの家族はインドネシア語です
ごっつい、正直な小学生!

愛すべき小学校

コミュニケーション能力MAX
小学生の落第!
入学の年令がバラバラ?
「早く!早く!早くしなさい。」
宿題わすれ、耳鼻パッチン!
理科の実験大好き
学校銀行
ままごと
職員会議テスト編
進級テスト今年度第一回目
幼く育てるに限る
子どもよりも早く帰る先生
体育のテストこれで最後
先生の研修
先生の手作り
ケンカしても先生不要

bagus! いいかんじ!

先生のお給料表示
町の学校と村の学校
余談
はやりの遊び
見せびらかしテスト返却
家庭科での食事
水泳のテスト
ユニフォーム紹介
プアサ (断食月)
ほのぼのプアサ
マンディーフジャン(雨の水浴び)
成績発表 
成績はいかに?
礼儀正しいあいさつ
虫歯鬼だよ、歯を磨きなさい!
まだ見ぬ友達へ-11月11日の話

Aaik juga! これもいいね!

校内放送
うんこの話
手が感じる味
校長室で注射「イタタタタ~~」
数字の並ぶ音楽
マクドナルドもプアサを応援!
花火の季節
おじぎ草
停電三昧
12月25日
イスラムのお正月ればらん
恋人の条件
これは楽しい始業式
「お土産は?」
手紙の中の「寒い」という表現
大好きなたこあげ
体育の時間始まりは衛生検査

まじない師の話

3年生からの英語教育
ウパチャラ
こんなのあったらボランティア
障害を受けた心
月に行ったらいいことあるよ
つなぐ人

写真集

 みんなと握手
 みんな仲良し
 先生たち
写真アラカルト

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障害を受けた心 2月22日

小さいときから祖母に足がないことが私には“気にはなったが普通”だった。
「うちのおばあちゃんは足がないねん。」
「なんで?」
「病気で、足を切らんかったら死んでたって。」「ふ~ん。かわいそうやな。」
「うん。」と友達と遊びながらよく話していた思い出がある。
割合的にはどうかわからないが、この島に障害を受けた人はかなり多い気がする。病気の時に医療の力が追いつかなかったり、事故、生まれながらといろんなところで障害を受けた人に出会う。

・ちょっと背が低い、指が数本ない大工さんに食事を出した奥さんの会話。
「大きくなるようにいっぱい食べてね。指が生えてくるかもよ。ふふ。」
「そりゃ、奥さん無理ですぜ。がははは。」
・海岸で仲良しの二人組
「おまえ、(目が見えないから)たばこに火をつけたるわ。わ、わ、わ、美人。見ろ!」
「どこ?」
「うそ。」
「俺ら、この冗談なつかしいんだ。」彼に視力があった頃のことだろう。
・ある村で
「彼女、いろいろあって気が触れてしまってねえ。(訳の分からない事を喋り続けている)しかたないから、いつもここで食べてるの。」と言ってのけて面倒を見ている村の人たち。
・ある村で
「この子の家ね、焼けてしまって親が死んだのよ。だから今日からうちの子ね。本当にかわいそうだわ。」

など、よく聞いたはなしで、どれをとっても私は言えないことばかりである。なんで「言えない」かと考えると心のどこかに「そんなこと言ったら申し訳ない。」とか「最後まで責任がおえない。」といった思いだろうか?しかし、反対にもし自分が何かしら障害を受けたら「この島の方が気が楽だ。」と思ってしまう。周りに気を使う度数がうんと減る。足がないことを、視力が無いことを、親がいないことを、大変だが「へ~そうなの。」とそのまま受け入れる度量が個人にも地域にもある。それだけ人との繋がりがしっかりしているのだろう。
「助ける人を援助する」関係がある。うちの子どもにするわ!と言ったところで隣の奥さんたちも当然面倒を見ることが前提だろう。助ける人を援助する、この感覚が日本よりもはるかに高い。そして、障害を受けた人に対して“気にはなったが普通”に接する事がもっと多くなったら、結局は自分が住みやすい空間を得ているのだろうと思う。
駅で車椅子の人に、「お母さん、あの人何で足が無いの?」と大声で言った子供に、「これ!シッ」と言うか、
「ほんまやなあ。何か手伝えるか行って聞いておいで。」と言うか。人って無関心という「障害を受けた心」の方が治りにくいと思う。

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